人知れずメジャーに登場してしまった「天使の手作り石けん(手作り石鹸の素) まぜたら石けん」
店主2004.6.1
お気楽な手作り石鹸「まぜたら石けん」は、廃油リサイクルと言う事で、かなりマイナーな存在ですが、イワユル環境アイテムであるわけで、実はコッソリとテレビに出ていたのです。
テレビと言えば総合テレビNHK、なんとNHKに出てしまった!全国放送!
と言っても品名や業者名は出せないので、関係者だけしか分からなかったのです。
2004年2月頃だったか?NHKの環境番組「地球だい好き 環境新時代」から電話がきたのです。
環境活動の一環として、手作り石鹸の活動をしているところを紹介したいので、まぜたら石鹸のどこかのユーザーさんを紹介してほしいとのことだったのです。
電話であれこれ話しをして、商売色がなくて、子供がいい、、、、そんなユーザーさん居ないかなと、それでは長野県の某小学校にしましょうと言うことになったのです。
じゃあ、連絡して了解もらいます、と言ったのはいいが、日にちがない、急な話しで、間に合うかどうか。
それでは、間に合わなかったら何か代わりに写真でも出しましょうと言うことになり、急ぎ私の家の石鹸作り作業を撮影しておいたのです。
結局、小学校の取材が間に合い、それが放送に使われたらしいのですが、放送当日は忙しくてビデオのセットも忘れ、見る事ができなかったのです。 我ながらなんと間抜けなことでしょう 涙
そのときに撮影した
天ぷら油の廃油リサイクルです。
作っているのは息子(小六)、緊張感の無い、お気楽さが溢れているでしょう?
火を使わず、発熱もないので、ご覧のように、申し訳ないくらいに、本当にお気楽作業です。
作業場所はリビングのテーブルの上と、和室しかもテレビの前で寝ながらという、砕け切った姿勢です。
ぜんぜん気合い入ってません。
真剣なのは最初に、廃油と水そしてまぜたら石鹸を入れる時くらい。(こぼすと、後片付けが大変なので真剣です)
あとは、振ればいいんでしょ、振ればさあ、とご覧のとおり。
環境問題なんて、肩に力が入っていたら続かないでしょ
この程度のお気楽さがちょうどイイ、長続きのヒケツですね。
それでも翌日には石鹸が出来るわけです。
今回は2リットルのペットボトルで作りました。
500ミリリットルのボトルでもよいです。
個人的には2リットルが使いやすいです。じゃばじゃばと、ダイナミックに振れるし、石鹸ができたらそのまま水を入れて放置しておくと液体石鹸ができるからです。(小さいお子さんには大きすぎるので、振りやすい500mL位のペットボトルがよいです)
石鹸ができ、液体石鹸にしないのでしたら、このままペットボトルを切り開いて石鹸を取り出します。
使ったペットボトルは洗って、リサイクルに出します。
2リットルボトルで作り、それを液体石鹸にするには、そのまま水を八分目くらいまで入れます。 そのまま、1週間から3週間くらい置いておきます。すると石鹸がだんだん水に溶けて、液体せっけんになります。
溶けやすくするために、たまに振ってよく混ぜます。
温度等の条件により、溶けるスピードが違ってきます。
また、水が多すぎると薄くなり洗浄力が落ちます。だいたい溶かして2リットル弱になるくらいがよいです。
濃すぎてドロドロのときは、少し水を入れて薄めます。
出来た液体石鹸はドロッとしているので、500ミリリットルのペットボトルに入れ、キャップに釘等で大きい穴を開け、その中に入れて使うと使いやすいです。
手作りなので、諸条件により仕上がり具合にはバラツキがあります。 だいたい4,5回作ると要領が分かりますので、あとは工夫してください。
用途は、掃除など。油汚れのフライパンを洗うと、油汚れがかなりよく落ちます。
油特有の臭いがあるので、洗濯には向かないです。
危険な成分は入っていませんが、お風呂で身体を洗うのはおすすめしません。 石鹸自体が皮膚の脂を分解するので、皮膚に多少刺激があります。 皮膚には個人差があり、皮膚が過敏な方もいらっしゃるためです。
それから、手荒れする方は手袋を使ってください。
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