2008.7.26

 第2弾

花火用キャンドル　の　作り方

天ぷら油の廃油リサイクル　手作りキャンドル

キャンプの夜は、やっぱり花火で楽しみたい。

花火を買うと着火用にロウソクが付いてきますが、スタンドが無いとかで

地面にロウソクをたらして汚した経験がありませんか？

それと、ちょっとした風で消えて使い難いものです。

ガスライターでも、同様です。せっかく楽しい花火も、この着火の失敗で盛り上がりません。

お兄ちゃんが、ロウソクを消した。。。。とか。

昔、キャンプであまりにも火が点かないのでカセットのガスバーナーを使ったこともありますが、

いま思えば、あまりにもエコでなかったと反省です。

先日、娘の要望で、花火用の天使のキャンドルを作りました。

基本的な作り方は同じですが、容器は金属缶で芯は太目の物を使いました。

風に強く、５人まで仲良く火がつけられる５芯タイプですが、一度に５本の花火への着火は危ないので

仲良く順番に使ってください。

尚、キャンドルを入れても中に皿は収納できますので、普段は蚊取り線香の台で使えます。

用意するもの

蚊取り線香の空き缶など

※蚊取り線香の臭いが嫌いな方もいますので、100円ショップなどで油入れの金属缶がありますので、そちらも利用出来ます。（写真の物は最高0.9リットル入ります。）

油600ml

固める粉2袋（通常で1200ｍｌを固める分量）

太目の針金（取っ手にします）

麻や綿で太目の芯になるもの（化繊の紐などは使えません）

※芯が太いと消え難くなりますがススが出ます。テストして芯を適正な太さに交換してください。

この容器は、600ｍｌまで入れられますから、固める粉は2袋使います。

この容器に油を入れ、粉を入れて固める事は、物理的に可能ですが、

別途、鍋などから移してください。容器の塗料が燃える危険があるため。

手作りキャンドル　製作上の注意

芯が太いとススが出ますので、完全燃焼させるには芯を適正な太さに交換してください。

容器の直径サイズから芯は5本までが限界のようです。

取っ手のプラスチックを太目の針金に交換してください。

使用上の注意

１、使っていると容器は熱を持ちますので、手で触らないで下さい。

２、使い始めは火を消す時、フタをすると消えますが、キャンドルが減って内部の空気が多い場合は

完全に消えるまで時間がかかり危険ですから、芯を溶けた油につけて消してください。

３、口で吹いて消すのは、火傷の危険がありますので注意が必要です。

４、消えたあとフタをして冷めるまでは、フタを開けないで下さい。

５．キャンドルが溶けていますから、容器が冷めてから移動してください。

使用済みの処分

まだ使えるなら、防災用品として保管してください。内容表示してください。

５芯なら、明るく、暖房補助などに使えます。１芯で使えば長時間使えます。

1芯で使った場合は、条件によって違いますがキャンドルの残りが300ｍｌなら

推定およそ３０時間から６０時間は使えそうです。

廃棄する場合は、お住まいの行政ルールでお願いします。

鍋で暖めると、溶けて再利用できますので、こちらがお勧めです。

近所で入手した

油を固める粉、糸、工具など

停電で使えるサラダオイルランプの作り方

使用後や賞味期限切れの天ぷら油でも使えます。

念の為に使用上の注意です。

　　・燃えやすい物は近づけない。

　　・通気換気をして一酸化炭素中毒に気をつける。

 天ぷら油の廃油を燃やしてランプにも使え、お湯を沸かしたりもできるオイルコンロもあります。

天ぷら油の廃油リサイクルで手作り石けん　「天使の手作り石けん」もご覧下さい。