2008.7.28

停電で使えるサラダオイルランプの作り方

使用後や賞味期限切れの天ぷら油でも使えます。

念の為に使用上の注意です。

　　・燃えやすい物は近づけない。

　　・通気換気をして一酸化炭素中毒に気をつける。

 天ぷら油の廃油を燃やしてランプにも使え、お湯を沸かしたりもできるオイルコンロもあります。

 第3弾

簡単でエコなオイルランプ

キャンプ場に着いたら、食事は、遊びはと予定を組むのが楽しいものです。

所が、予定通りに行かないのが、交通渋滞などでのキャンプ場の到着時間です。

キャンプ場での優先順位は、とりあえずテントなどの住居確保で次が、食事の準備。

予定より到着が遅れると、コンロは食事優先ですから、コンロ1台では天使のキャンドル作り

は食事の後となります。これでは、暗くなってからキャンドル作りになってしまいます。

そこで、

超簡単「フローティングオイルライト」作りです。

作業時間は30分くらい。油を固める作業なし。

フロート（浮き）に使ったものは、100円ショップで、容器入りのケーキを購入、直径約65ｍｍ

底が出来るだけ平なものを選びます。

麻糸は、爪楊枝くらいの太さ、10cmくらい。

容器の本体をハサミで切りって、底部分を使います。これがフロートになります。

※出来れば適当なサイズの物があればカットしない方が簡単で安全です。

芯が入る穴を開けます（周りに穴を4箇所程度、大きめに開けると沈みが早くなります。）

芯を通す穴は小さめにして麻糸が抜けないようにします。

芯が1本の時は、フロートを結び目でサンドイッチします。2本芯の時はU字に通します。

芯の出る長さは3cmくらいにします。

左1本、右2本

点火の準備

１、直径7cmくらいのガラスの容器に水を入れます。

２、水を一杯入れないで、3cmくらい残します。

１、  サラダ油（これ以外は使えません）を1cm入れます。

２、  フロートの芯を持って、静かに容器に入れます。

３、  ゆっくりフロートが沈み、芯に油が染み込んできます。

４、  芯に油が染み込んだら、ライターで芯に着火します。

以上で完成です。

※油がついた物を洗う時は、天使の手作り石けんをお勧めします。（PR）

写真のガラス容器は、100円ショップで購入しました。ガラス容器を換えるだけで、ガラット雰囲気が変わりますので、色々と楽しめます。

※油が減ってくると空焚き状態になりますからフロートが熱で変形します。

早めの油の補給をしてください。

フローティングオイルライトの安全性について。

基本的な仕組みは、江戸時代に一般に使われた行灯、行燈（あんどん）と同じです。

サラダ油の引火点は、240℃と言われていますので、コップが倒れてもサラダ油に火がつくことはありません。前述にもありますが、5本の芯でも30分でお湯を沸かすほどのパワーはありません。

ご注意：他の油では、発火、引火の危険がありますので、サラダ油だけで使ってください。

移動や風の日、側に引火物を置かないなど、安全を確保してお使い下さい。

フローティングなのに浮いていない？

確かにフロートは油面に浮いていませんが、下の水面に浮いています。

これは、比重の関係でフロートはプラスチックですから水より軽く水に浮きます。

でもサラダ油より軽いために、油に浮きません。結果、油、フロート、水の三層構造になっています。

写真は、天使のキャンドルを水に浮かべたものです。

これはキャンドルの影がでます。フローティング式は影が無く

明るさが広がります。

天ぷら油の廃油を燃やしてランプにも使え、お湯を沸かしたりもできるオイルコンロもあります。

停電の灯りとしてオイルコンロを使用

オイルコンロをランプとして灯りに使用

天ぷら油の廃油リサイクルで手作り石けん　「天使の手作り石けん」もご覧下さい。