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洗濯アドバイス プロ用洗剤メーカーがおしえる洗濯・クリーニングの技アドバイス

洗濯の悩み…新しく洗濯機を買ったが、洗濯しても衣類がきれいにならない

 ドラム式洗濯機などの洗濯アドバイス

2008.7.7

洗濯機に期待することは、「汚れ落ちがよいこと!」

洗濯機を買うとき何を期待しますか? 洗濯して、衣類の汚れがきれいに落ちることでしょう。

いくら高い洗濯機を買っても、汚れ落ちがイマイチでは困ってしまいます。

 

年々、お洗濯する衣類の汚れは減少している傾向ですが、

洗濯機や洗剤への期待は「汚れ落ちが一番」は変わっていません。

 

現在でも汚れ落ちがよい物が売り上げでも上位ですが、

思ったように洗浄力が上がらず汚れ落ちに不満をもっている方が多いのも現状です。

 

 

 

洗濯機や洗剤の使い方に問題が

一番人気の洗濯機と洗剤を使っても、汚れ落ちに満足いかないのは

ほとんどが、使い方に問題があります。

 

 

よくある例では

 

洗剤の場合  洗剤の入れすぎはダメ!

本来、メーカーが公称している水量と洗剤量の組み合わせが一番洗浄力を発揮するのですが、洗剤が多いほど洗浄力が上がると勘違いして洗剤を入れすぎる事です。

 

特に、節水モードで水量は少ないのに洗剤は従来通り入れているなどは注意です。

 

 

洗濯機の場合  ドラム式洗濯機の不満

最近は、エコや洗浄力の点でドラム式を購入の方が増えています。

汚れ落ちが良いはずのドラム式にしたら、逆に汚れ落ちが悪くなったと不満の方が多くなっています。

 

機械的な構造で、ドラム式が最も洗浄力があることは、

世界中の洗濯工場でドラム式が使われている事でもわかります。

 

でも、なぜドラム式洗濯機で汚れ落ちが悪くなるのか? 

一般的にはこんなことが現実です。

1、ドラム式は、従来の洗濯機より少ない水量で洗いますが、洗剤を多く入れすぎると逆に汚れ落ちが悪くなります。

2、洗剤が適量でも泡が多いと、最近の国産洗濯機は洗濯途中で強制排水して、水を入れて泡立ちを抑えます。結果として洗剤が不足した状態でのお洗濯になる場合があります。

3、洗濯物の入れすぎも注意です。ドラム式が汚れが良いのは、あくまでドラム内で洗濯物が落下したり、もまれる事が条件です。ですから洗濯物を入れすぎて、ドラム内で衣類が移動しない環境では汚れ落ちは悪くなります。

4、まれに、一部の地域で水道や井戸水で硬度が高い所があります。硬度が高いと洗剤の働きが弱くなります。特に純石けんでは極端に洗浄力が落ちますので注意が必要です。水道の硬度は、水道局で教えてくれます。
 

 

 

ドラム式洗濯機、取扱説明書をよく読みましょう。

たとえば、こんな注意書きもあります。

粉石けんは溶けにくく詰まりやすいため、ドラム式洗濯乾燥機では使わないでください。

 

 

洗濯機の洗濯槽も汚れてきます

洗濯機を長く使っていると、洗濯機の洗濯槽の裏側に洗剤カスや汚れが溜まる場合があります。

そこに黒かびが生えて、ススギのときに洗濯物に付着することもあるので、市販の洗濯槽クリーナーを使って定期的に掃除しましょう。

ドラム式洗濯機用洗剤「ホワイトコース」

 

 

皮膚の塗り薬(軟膏)、保湿剤、ワセリンが溜まると、洗濯槽がベトベト汚れてきます。

そんなときは、ワセリン汚れ専用の洗濯槽クリーナー「ワセリン・クリーナー」がおすすめです。

ワセリン汚れの洗濯には「ワセリンカット」がおすすめです。

 

   

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