汚れとは?
衣服の繊維に付いたタンパク質に汚れが付着した状態です。
タンパク質は人の脂やアカ。それに汚れがくっつくわけです。
きれいにするにはどうする?
汚れを取ればよいのです。そのためには、タンパク質を溶かすと汚れがとれる仕組みです。
界面活性剤は、タンパク質を溶かして汚れを細かくして包みこみ、繊維からはがしてしまう働きをします。
はがれた汚れは水の中で漂い、下水へ流されていくわけです。
繊維に残った界面活性剤はどうなるの?
すすぎで繊維に付いた界面活性剤も水に流されるわけですが、しっかりすすぎをしないと繊維に残ってしまうのです。
これが肌に触れると化学的な刺激となり良くないわけです。
洗う以上にすすぎが大事なのはこのためです。
アトピーなど肌のトラブルがあると、この界面活性剤が肌を刺激してしまうのです。
つまり界面活性剤とは、汚れをとる力は強いが、肌にはやさしくない面もあるわけです。
更に詳しく言うと、合成界面活性剤と界面活性剤があります。
界面活性剤の特徴は泡、泡がたたないと汚れがとれない。
だから石鹸もしっかり溶かして泡立たないと汚れが落ちにくいでしょう。
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