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ミニモアが飛んだ。

'99.6.13　日曜日、快晴、埼玉県妻沼

トレーラーから出されたミニモアは、主翼を取り付け、尾翼を取り付けて、組み立てが終わった。
機体の状態はかなり良い。たぶん昔と変わらない状態なのだろう。
ガル翼の美しい機体が太陽に輝いている。

（主翼接合作業中）

外観の滑らかな仕上げを見ていると、遥か昔に作られた木製機だとは実感できない。
コックピットの木目の内張りを見て、古い機体なのだという事が分かる。

（コックピット）

（曳航されて上空へ）
機首は短く、コックピットは意外に狭い。
重心が後ろ気味だそうだ。

曳航されてゆっくりと飛んでいった。
滑空速度が遅いので曳航機は失速ぎりぎりでフワフワ飛行だそうだ。

（はるか上空を滑空）
下から見上げるミニモアは、太陽でリブが透けて見え、美しい。
残念ながら高度が高くて絵が小さい。

（スポイラー開いて着地）
10分程度の滑空の後、スポイラーを開いて降りてきた。
この日は3回飛んだ。





次に見られるのは、たぶん来年3月のグライダーフェスティバルだろう。
この時期北風が強いので、
今年のように、展示さえも出来ない気象条件にならなければよいのだが．．．

妻沼町へのお願いなのだが、
できれば季節のよい5月の連休頃に、2、3日間のスケジュールで
ビンテージ・グライダー・フェスティバルとして企画し、
観光の目玉商品の一つにしてほしいのだが、如何なものだろうか。

世界的に貴重なガル翼機のミニモアやステインアドラーの飛行が見られるのだから。

　　　　　　　
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