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シルク・マジック 絹の不思議
シルクは繭(まゆ)の糸です。
繭はサナギを守る自然のシェルター。
繭の中の温度や湿度を一定に保ち、サナギを守っています。
外部からの細菌の侵入も防いでいる。そして紫外線も防いでいる。
強い日差しや雨もあたれば風もあたり、暑かったり寒かったりする厳しい自然条件の中でも、繭の中は快適空間なのです。
エアコンも使わずに快適空間、これが自然のチカラです。
こんな繭から作った絹糸(シルク)は実に不思議な力を持っているのです。
シルクは自然のエアコン
まず、保温性があります。シルクの肌着を着ると暖かい。これは多くの方が実感していると思います。冬には最高です。
でも夏は暑いのでは?
夏は汗をかきます。シルクは吸湿性がよいのでその汗を素早く吸収します。
シルクの不思議なところは、糸の吸湿率がほぼ一定になる性質を持っているのです。
シルクは水分を吸い込むと、今度は放湿をはじめます。
このときに気化熱を奪うので、肌にはヒンヤリ冷たく感じます。
試しに暑い夏日に、山木さんが織った絹織り生地「ゴース」を裸の肩にかけておくと、最初は暑いと感じますが、数分間位すると身体から放出される汗や水蒸気を絹が吸い込んで、こんどは放湿をはじめ肌がヒンヤリしてきます。
冬暖かく、夏涼しい シルクは自然のエアコンなのです。お試しください。
ミニフクレは凹凸があり、そのすき間を空気が流れるのでこれも良い感じです。
ミニフクレやゴースが2mほどあれば、赤ちゃんのシーツや上がけにもってこいです。
シルクは肌にやさしい
シルクの成分は十数種類のアミノ酸です。
絹糸の表面を保護しているアミノ酸の「セリシン」は人間の肌表面を保護している保湿成分と同じような成分なのです。
だから肌にやさしいのです。
人間の肌は適度な水分と皮脂の膜で保護されています。
これが細菌の侵入や乾燥を防いでいます。
この保湿成分が少なくなると、肌が荒れます。
荒れた肌は、顕微鏡で見ると乾燥してひび割れた田んぼの土のようです。
乾燥してザラザラしてきます。そうなると外部から細菌が侵入しやすくなり、肌がかゆくなります。
アトピーや乾燥肌がその例です。そしてシワになっていく。
シルクはそんな肌の乾燥を防ぎ、紫外線からも守ってくれます。
シルクの不思議は、石油から作った化学繊維では真似できないものなのです。
昔、日本からハワイへ移民した方々が、持っていった着物の反物で作ったシャツがアロハシャツの原点だと聞きました。それがシルクだったのです。
だから最高級のアロハはシルクです。
暑いハワイでも快適なのです。
どうもありがとうございました
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